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NPO法人北海道プライマリ・ケアネットワーク後期研修プログラム「ニポポ」第四期生の一人、服部晃好医師が富良野協会病院に赴任したのに伴い、4月3日にお世話になる病院職員の方々や、指導医の方々に集まっていただき指導・評価に関するオリエンテーションを行った。代表理事である山本の開会挨拶の後、参加者全員に自己紹介してもらってから、研修についての評価の仕方を説明した。まず始めにこの研修プログラムの目的は「北海道の地域医療を支えるリーダーとなる総合診療医を養成することであり、彼らに地域中小病院で地域指向性ケアを継続的に展開してもらうことである」ことを説明。具体的には月に1度札幌医大においてReflection(振り返り)のためにSignificant Event Analysis(SEA)を各自にパワーポイントで提示してもらい、それに対して参加者全員でフィードバックしている。現場では、受け入れ施設において最初にどのような研修内容を希望するかという学習契約を確認して、4ヶ月毎(年3回)に360°フィードバック(医師・看護師・検査技師・事務職員)をしてもらい、教育担当責任者との定期的な面談をお願いしている。そしてこの研修を3年間行った暁には家庭医専門医の受験資格が得られることを説明した。今年度より第二期生の大門伸吾医師の赴任をきっかけに総合内科が開設されるため、病医院職員からは多くの期待が寄せられた。
この後の予定として、8月21日(土)に富良野協会病院で出前の三水カンファを行い、道内三大学の学生や研修医にも参加してもらうような企画を行うことを確認した(参加を希望する学生さんの札幌または旭川からの旅費はニポポが負担)。
今回、北海道新聞の富良野支局記者が取材に来てくれた。後日富良野版に掲載される予定である。富良野協会病院の研修一年目、二年目医師も入れて記念撮影を撮って散会となった。地域医療を支える総合診療医を目指して頑張ろう!